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加藤 徹也*; 中村 勤也*; 坂村 義治*; 岩井 孝; 荒井 康夫
no journal, ,
原子力機構と電中研では、高速実験炉「常陽」を用いて被覆管最高温度650Cを達成する金属燃料の高温照射試験の準備を進めている。本報告は、照射試験用金属燃料の原料となるU-Pu合金の調製と射出鋳造法を用いたU-Pu-Zr合金スラグの製造試験に関するものである。U-Pu合金は、U-Pu混合酸化物ペレットをLiCl-LiO浴塩中で電解還元することにより調製する。電解還元後のペレットの断面観察によりほぼ全量のU-Puを還元できることを確認した。U-Pu合金に付着した浴塩を減圧下で1000Cに加熱することにより蒸留除去した後、射出鋳造に適したインゴットとした。射出鋳造試験では、U-8.5wt%Pu-10.0wt%Zrの組成の合金スラグを製造した。得られた合金スラグの表面は滑らかであり、成分組成は全長に渡り均質であった。